こんばんは、終活弁護士の伊勢田篤史です。
今日は、「相続放棄の注意点」についてお話させていただきます。
実は、相続放棄をすると、後順位の相続人の方(子⇒親⇒兄弟)に相続の権利が移ることになります。
具体例でご説明しましょう。
例えば、とある方が亡くなった場合、配偶者・子が全員相続放棄した場合には、亡くなった方のご両親、祖父祖母、兄弟が、相続することとなります。
つまり、この場合、ご両親やご兄弟も相続放棄をしないと、いつのまにか多額の借金を背負わされる結果となります。
自分たちは、相続に関係ない・・・
と言わずに、きちんと調べておくことが必要です。
気をつけてくださいね。